個別のウォーミングアッププログラムを導入しました!

2020.2.1

IMG_8389ss.jpg レッスン前のウォーミングアップをより効果的なものとし、充実したレッスンに繋げるため、従来、共通だったプログラムを根本的に見直し、個別のウォーミングアッププログラムを導入することと致しました。

 生徒さんの課題(レッスン内容)に合わせて、講師が19個のプログラムから最適な組み合わせを作成し、生徒さんにお渡しします。

 今般、CDが完成し、教室内での活用を開始致しました!


【新プログラム紹介コラム】
 以前、中野に住んでいた頃のこと。月に数回、世田谷まで歌のレッスンに通っていました。そんなある日、ふと「自転車で行ってみよう!」と思いつきました。どんなに急いでも50分はかかる距離でしたが、次の日からママチャリ(電動無し)を漕ぎ漕ぎ、汗をかきかき、自転車通学を開始。レッスン場に着き、いつものように発声練習を始めると「あれ?地声の音域上がった?」と先生が驚いた顔をしていました。

 確かに、これまで苦しくて届かなかった高さの音が、その日はスルスルっと歌えてしまったのです。「あれ?ホントですね。」。原因不明のまま、その日は終了しましたが、それ以来、何故だか自分の声域が広がっていく日々が続きました。「不思議だけど、上手くなるならいいか!」と喜びつつ過ごしていたのです。

 ところが、ある時、突如その理由が判明しました。しばらく続いた自転車通学が雨で中断された日。電車でレッスン場に向かい、練習を始めた直後、違和感を感じたのです。「なんだか、喉が重い。」体調は万全なのに、それまで出せていた音に声が全く届かないという事態に。そして、そのままレッスンは終了。その時、やっと分かったのです。あの通学時間が、実は大事なウォームアップの時間になっていたということを。

 自転車漕ぎのおかげで体全体の血行が良くなり、喉の内側や声帯までが芯から温まっていました。坂道を上る時に、お腹、背中、太ももを使っていました。有酸素運動で、肺の動きが活発になっていました。その全てが後ろ盾となって、発声を支えていてくれたのです。「ウォーミングアップを制すものは、歌を制す!」。それを、身をもって痛感しました。

 さて、前置きが長くなりましたが(笑)、そんな経験も踏まえ、今回15分間のウォーミングアップタイムのリニューアルに漕ぎだしたわけです。歌を【歌う前の時間】こそ大事に。体と気持ちを温めながら準備をすることで、声を出す気持ち良さ、歌う楽しさを、今よりももっと感じてもらえたらと願っています。(宮本由季)


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